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大聖寺「亀岡文殊堂」 (だいしょうじ かめおかもんじゅどう)

亀岡文殊堂(大聖寺)の創建は大同2年(807)に徳一上人が開山したと伝えられています。徳一上人はこの地を中国の五台山へ例え学問の神、文殊菩薩を勧請し文殊堂を建立しました。亀岡文殊は、切戸文殊、安倍文殊とともに日本三文殊の1つに数えられ、多くの人達が入学、入社試験の際には合格祈願として参拝されています。又、伊達政宗の生母である義姫が懐妊祈願に訪れた場所としても有名で、それが縁で政宗は天正19年(1591)に古鐘を奉納しています。江戸時代には上杉藩家老の直江兼続が詠会を開き前田慶次などが100首の歌を詠み奉納されています。別当だった大聖寺は天皇の祈願所でもあり徳川綱吉から家茂まで10代に渡り100石の朱印状を受けるなどの名刹でした。寺宝の寄木造聖観音立像は鎌倉時代の作とされ山形県指定有形文化財に指定されています。鐘楼堂は享保15年に待定坊が建立された古建築で組物や彫刻など見所が多く、観音堂にも力士像を始め多くの彫刻が施されています。亀岡文殊堂は大正3年に伊東忠太が設計した建物です。

住 所・電 話

山形県東置賜郡高畠町亀岡41 TEL 0238-52-0444

拝観料金

境内自由

拝観時間

7時~16時

アクセス

米沢南陽道路・南陽高畠インターから車10分

JR山形新幹線高畠駅から車7分



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